ノーマライゼーション?

先日
こじかと2人でバスに乗っていたときのこと

あとから乗ってきたこじかと同じ6年生の女の子2人。
もう「女子」を意識するお年頃のこじかは
息をひそめて知らーん顔してました。

あちらは気づいた様子もないまま
次のバス停でまた別の女の子が乗ってきて
こちらもこじかに気づくこともなく
学校の話が始まりました。

話題は
たてわりの班(1~6年まで混合のグループで
6年生がリーダーとして下級生をまとめていく活動)
で行くハイキングの事から
自分の班に個別級の子がいる・・という話に進み

1人が
「個別級って全部で何人いるの?」

「5年生には○○君、それからえっとぉ・・・
 ほら、ダウン症の子もいるじゃん・・・」

     ・・・ん!!

「女の子、4年生の」

    ・・・その子、うちの子ですけど~

すると、話を聞いていた2人が顔を見合わせて

「ダウン症って何?」

聞かれた子も

「・・・・・・・よくわかんないけどぉ^^」

なるほど~。よくわかんないけど、ダウン症ってことはわかるんだ。
ふんふん。
で、こじかの妹とは思ってないわけね。
なんとなくリサーチ完了。
バスが到着した。

すてぃっちって有名じゃん♪
と思ってこじかに言いました。

「あの子達、すてぃっちのこと話してたね~。
 オレの妹だよって教えてあげればよかったね」

「ふふ」

「でも、ダウン症のこと知らなかったね。
 こじかだったら何て教えてあげる?」

「・・・・・わかんない・・」

    えっ!

わかんないって  あんた・・・・

どうも本当にわかってないらしい。

病気・・だとか、しょうがい・・だとか
っていう言葉しか出てこない。
しかも単語。

私たちは、ダウン症の説明なんてこじかにしたこともないけど
説明なんかしなくても、すてぃっちと一緒にいれば
十分エキスパートになっている、と思っていたので

実はちょっとがっかりした。

医学的なことは今の年齢ではわからなくても
ナマのすてぃっちから得ていることがあるだろうに~
と。

すてぃっちが生まれたときには
まだ2歳だったから、その時の記憶もないこじかに

本当はパパやママは、すてぃっちが生まれた時びっくりしてしまったけど
いろいろなことを乗り越えてきたんだよ。
その時こじかだけが、本当にすてぃっちが生まれたことを喜んでくれて
ママは嬉しかったんだよ。

っていう話を

した方がいいか?

と思ってしました。家族として知っていてほしいな~と思ったので

と言っても、そんなに深刻に話したわけではなく、
なんかもう・・半ば呆れた感じで・・・

だって、そんな話の最中でも
「オレ、弟の方がよかったんだけどなぁ」
なんて言ってるし・・・。


で、結果

こじかがもし友達に『ダウン症って何?』って聞かれたときには

「すてぃっちは発達がゆっくりだけど
 今、オレたちは楽しい。」

と答えることにしたらしい。

・・・・・なんとも言葉足らず・・・なんたる幼い表現・・・・

でもパパと話してわかったのです。

こじかのように理屈なんてわかってなくて
だから区別もしない、まさに個性と認めて

それが私たちの思い描いていた理想だったねって。

親は最大の差別者である

そんな言葉があるけれど
こじかを見習って

まだまだ修行だな。
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by tiisai-ningyo | 2008-11-12 09:41 | こじかくんとすてぃっち