縄跳び

学校でクラス対抗大なわとび大会があった。

こじかのクラスは 先生が熱く燃える男なので
それはそれは 子供達を盛り上げて
練習にも力が入っていた。

参観日に 練習風景を見て 感激したのは
飛び手の子供達の頑張りもさることながら
回し手役の子が
手の皮をむきながらも、全身を使って
笑顔で縄を回していたことだった。

回すのは先生とその子なのだが
背の高い先生に対して 
クラスの中でもどちらかといえば小柄な方の男子。
でも誰よりも回すのが上手い。

中には 跳ぶのが苦手な子もいる。
その子の番になったら少し縄をゆっくりな速度にして
その子を迎えに行くように縄ですくったり
先生のその微妙な加減にも
ちゃんとその子は合わせていく。

本番は4分間なのだが
練習の時は連続して15分から20分は回しっぱなし。
それでも笑顔で、最後の方は苦しそうだけど縄は放さない頑張り。

跳ぶ仲間の気持ちを考えながらの その回しっぷりに
もう、おばちゃん、感動しちゃって~。

でも、その練習も初めから順調だったわけではない。
なわとびが苦手な子もいる。
跳ぶ回数を競うので、引っかかってしまう子に対して
一部 冷たい気持ちがあったようだ。
責めたり、意地悪してしまったり。

それに対して先生は

 新記録が生まれても全員の気持ちがばらばらでは意味がないと思います。
 結果よりも 結果を出すまでの道のりを大切にしましょう。
 冷たい気持ちで取り組んでいても心から喜びを分かち合うことはできないでしょう。
 1つ例え話をするならば 
 あっという間に山頂まで登ってしまう人もいれば時間をかけて登る人もいます。
 近道を知っている、知らない、手助けを必要とする人、必要としない人、様々です。
 でも登るためにひとりひとりが努力をします。
 あっという間に登ってしまう人も 他の人の手助けをしたり周りのことを考えたりします。
 時間をかけて登る人はなるべく自分の力で登るように努力をします。
 人間はみな得意、不得意があります。100%できるということはあり得ないのです。
 でも100%にするために努力するのではないですか?
 何かができなくて困ったり恥ずかしかったりした時に
 周りの友達から温かい言葉をもらったりすると、本当に嬉しいものです。
 先生はそういう経験が数え切れないほどあります、
 だからこそ そういった場面で 今、相手が何を思っているのかが少しでもわかるし
 分かろうとするのです。
 新記録を出すこと、結果がすべて、そんなことよりも
 全員が一歩成長することの方が、はるかに素晴らしい、みんなが心から喜ぶことの方が 
 何よりも素晴らしいと信じています。   (学級通信より)


そんな指導の甲斐あってか
苦手な子は休み時間にみんなの応援を受けながら
練習をしていたようです。

本番は・・・
実はこっそり見に行った私。

じ、尋常じゃない縄の速さ・・・
明らかに他のどのクラスよりも高速回転!

もう どの子が得意でどの子が苦手かなんてわからないくらい、
どの子もぴょんぴょん縄を抜けていく。

当然、見事に全校優勝を果たしたのであった。
しかも跳んだ回数は 今までの練習の時よりも多い、
最高の新記録だった。

教室に帰る時、私を見つけた子供達が
「優勝しちゃった、6年生よりも跳んだんだよっ」
「300回まであと3回だった、残念だった」
「胴上げ、胴上げしたんだよ(回し手の子を)」
などと話しかけてきたけど
みんなが心から気持ち良く喜んでいたので
おばちゃんも爽やかな気持ちになった。
結果よりも道のりを大事にしたことで
得られた「結果」。
子供達はきっと成長したと思う。


あ、さて・・・
すてぃっちの方ですが

集団のスポーツは苦手です。
前もって先生に相談していたのですが

なんとすてぃっち、

くるくる回る 縄を

跳ばないで 走り抜ける

って 作戦で

ちゃんと参加してました。

これはこれで
感動というより・・・

感心した私です。

でも来年は少し努力させないといけないかもな~。
道のりを大切にして・・・ね。



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by tiisai-ningyo | 2006-12-09 16:01 | 学校