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未来を考える

就学については奥が深い問題だと感じています。
子供に何もなければ ほとんどの親は 深く考えることなく
どの子も一年生になります。 上の子の時はそうでした。
でもすてぃっちの場合は 考えなければならないので
ちょっとだけ 面倒・・・って思ったことがあります。
(普段はダウンの事を忘れて生活してるのに節目になると
 意識させられるのも うざいというか)
それは娘に対して感じてるのではなく
ふまなきゃならないステップに対して・・・なのかな・・・。

今は 普通級に通っていますが 
それが絶対 と思っているわけではないのです。

私がすてぃっちに学ばせたいと思ったのは
 人との関わり  でした。
将来 地域社会の中で社会的自立ができるように
それが私達の願いであるけれど
この子が まるでひとりで社会生活を送る というのは難しいと思う
でも 親はいつまでも一緒にいてあげられない
人に助けてもらう事もきっと多い
だからといって 助けてもらう事が当然 と甘えてほしくはなく、
助けていただいた周囲の人達に感謝できる人間になって欲しい。
それには 同じこの地域社会で自立するであろう仲間達の中で
いっぱい もまれる経験をさせたい。
いじめもあるかも、けんかもするかも、
楽しみは大勢と分かち合い
そこで何かを 自身で感じ取り、学んでくれたらいいな
そんな気持ちで。
そしてひとりでも多くの人に友達になってもらって、
すてぃっちのことを その子にも、その親達にも知ってもらいたい
知ってくれる人がたくさんいたら、将来明るくなりそうだしね。

以前 ある方から
「どんな子も皆同じように伸びる可能性を持っている。
 ただダウン症の子は 
 その上にのっているふたが みんなより少しだけ重いから
 伸びようとするのに力がいるの。
 そのふたの重さが少しでも軽くなるように 手助けしてあげるのが 
 親として子供に してあげられることよ。」

と、教えられたことがあります。

いつかは普通級でない所を選択する時がくると思う。
色んな環境の中で それがどこであっても
子供が伸びやかに育つように助けていこう、そう思います。

長くなってしまいました。
また いつかにつづく。

by tiisai-ningyo | 2005-12-17 12:58 | 就学について