卒業

卒業式前日
友人からのメール

「明日は卒業式だけど、気持ちが
 そのモードにならない。被災地の人思うと。」

うん。わかる。

でも、子ども達も怖い思いしたと思うし
普段の毎日を作ってあげることも
私達がしてあげられることだと思うから
気持ち切り換えて明るい門出にしてあげようね。

と返す。

そうは言いつつも
一週間の間、身が固まる状態だった私は
卒業に向けての準備が何もできていなくて

計画停電になる前に
着る物の用意や
先生に感謝の手紙を書く
(これがもう、あわてて書いたからきったない字で)
すてぃっちにいたっては停電中に懐中電灯の灯りで書いたので
ひどかったけど

どうか明日は無事に式ができますように

と祈るばかり。

当日、土曜日

計画停電も中止になり
それはとてもありがたかったです。

でも

式の前には

「いつもですと、携帯の電源をお切りください、とお願いするところですが
 このような時ですので携帯はマナーモードにしてください。また職員の携帯も
 マナーモードにすることをご容赦ください。」

という注意事項と

子ども達の椅子の下には 防災頭巾と水筒
体育館の隅にはヘルメット
先生方の足元には拡声器
校庭の旗は半旗
それに黙とう。

いつもと違う異例の式だったと思う。
こうして開いてもらえることが
幸せなことだと思う。

私は保護者だけどコーディネーターのため来賓でもあるので
来賓控え室で開式を待ってました。

来賓としてきてくださった方達の中には

すてぃっちが入学する際にお世話になった校長先生や
3、4年生の個別担任のベテラン先生もいらして
暖かい言葉をかけていただきました。

特にベテラン先生には
「私は何もすてぃっちさんのことは心配していませんよ。」

あ~、そうだった、私はいつも先生のこの力強い言葉に
励まされていたよなぁと

すごく嬉しかった。

フレッシュ先生には
「すてぃっちちゃん、今日、立派にできるといいですね。
 私楽しみにしてます。」

と、いつものように元気な笑顔で言っていただいたのですが

その後に会った男前先生によると

「僕、放送係なので、実は練習の時からずっと見てるんです。
 フレッシュ先生に『ちゃんと呼びかけも大きな声でできてるんだよ。』
 って話したら、もうその時から泣いてるんですよ。」

呼びかけの練習は
式の日の朝、トイレの中でも
大きな声で1人で練習をしてたみたいです。

言葉は短くて

「この教室にも」

でもこれ、棒読みじゃダメで

『この』のあと、二拍おいて『教室 にも』 
(教室 と にも のあいだにもちょっと間)

できました。

4月に立てた目標達成!

証書授与では校長先生に

「私と目を合わせて受け取ってくれました。本当に立派でした。」

と褒めていただき
心の中で(校長先生にまで褒めてもらえる子は少ないだろうな、うしし)
などと思い

歌を歌う時も、指揮者の方を向いて活き活きと歌う様子に
成長したな~と感じました。

人前に出るといつも恥ずかしそうに地面を向いて
絶対に前を見ようとしなかった子
あんなに大きな声が堂々と出せるようになるなんて
思いもしなかった。

ただ

すてぃっちには個別級のお友達以外に
仲よくできるお友達はいません。

式のあと、仲間同士写真を撮ったり、というグループに入ることは
残念ながらできないの。
みんなの動くスピードにはとてもついていけないから。

でも
すてぃっちのそばには
男前先生、フレッシュ先生、ベテラン先生、マダム先生がいてくれて

それならそれでいいか^^ と思った。

4人の先生を独占できる人なんていないもんね^^;

それからもうひとつ・・・

卒業アルバムが・・・・


         つづく
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by tiisai-ningyo | 2011-03-25 11:10 | 学校