たけのこ
『ふしぎなたけのこ』
という昔話
山の奥の奥の村では、たけのこが大ごちそうで
少年たろが、たけのこを採りに行く
そのたけのこがずんずん伸びてどんどん伸びて
ジャックとまめの木みたいに
たろが天高く、上っていってしまい
たろの両親や村の人たちが
たけのこを切って倒して
たけのこ伝いに、たろを助けに行く
いくつもの山、いくつもの谷を超えて
何日もかかってようやくたけのこの先端につくと
大きな池があって
そこにたろが倒れている
池の水をかけてやるとたろは息を吹き返し
ところがその水がしょっぱくて・・・
それは海の水だった
それからその村の人々は
たけのこ伝いに迷うことなく海へ行って漁ができるようになり
魚や貝やわかめや昆布
それにたけのこ
栄養がいっぱいあって
うまいご馳走が食べられて
村人は長生き 村は栄えたとさ。
こじかもすてぃっちもこの頃
ずいずい 伸びてきた。
なにかいいことあるかな~。
by tiisai-ningyo | 2010-04-16 10:12 | 絵手紙